先日のヒートマップを改良し、ミルク量だけでなく授乳回数も併せて可視化しました。
先日、我が子が産まれてから今までに飲んだミルク量をヒートマップで可視化しました。
※先日の記事はこちら→ 乳幼児のミルク量をヒートマップで見える化する
今回はその続編です。
可視化の結果
前回のヒートマップと同様、 横軸が日にち、縦軸が時間です。
授乳とミルクを区別して可視化するため、色と形を変えて描画しました。 赤◆:授乳、青●:ミルクです。
また、ミルクの量(ml) を表現するため、円の大きさを変えて描画しました。
12月(生後0ヶ月)
生後0ヶ月(新生児期)は、乳もミルクもほぼ3時間毎。自分、お疲れ様でした。
この頃は夜中でもリビングで授乳していたため、夜中の授乳中はテレビを観てました。 謎のアニメとかテレビショッピングとか観たな…。
1月(生後1ヶ月)
生後1ヶ月の後半から、夜中にミルクを飲まなくても寝てくれるようになりました。
稀に夜通し寝てくれる日もでてきました。
2月(生後2ヶ月)
生後2ヵ月は、1回だけ夜中に泣き止まず、ミルクをあげました。 (この前日に私が体調を崩し、まともに食事が取れず、 母乳が足りなかったのかな、と思った記憶があります。)
全体としては前の月よりもミルクの回数が減りました。
やや興味深いのが、生後2ヵ月の終わり頃、 夜中の授乳時間(=夜中に起きる時間)が少しずつ早くなってる点です。
なにか規則があるのでしょうか…。
個人的には、面倒な調乳回数が減り、夜中の授乳も布団でできるようになった(会陰の傷が治った)時期で、 育児の負担がやや減りました。
3月(生後3ヶ月)
最近は夜中に泣いて起きる日が多いです。
だいたい片乳授乳すれば寝てくれるのですが、夜泣きのようなものなのでしょうか。よく分かりません。
使用ツールと手順
描画に使用したツールと、描画手順についてです。
Slack、IFTTT、Google Drive、Python
大まかな流れは 前回のヒートマップ描画 と同じです。
SlackとIFTTTでログを作成し、Google Driveに保存 、Pythonで描画しています。
Seabornモジュール
前回と同様にPythonではSeabornモジュールを使用して描画しています。
ヒートマップ用のheatmap
メソッドから、散布図用のscatterplot
メソッドに変更しました。
※Seabornのscatterplot
メソッドはこちらを参考
意図通りに描画するまでに苦戦し、紆余曲折した結果、 以下の変更をしました。
- dataframeの構造を変更(type(ミルクor授乳)列を追加し、空のレコードを削除)
- 時間軸に
datetime
型を使用 - 大目盛り、小目盛りを追加
ソースコードを載せたいところですが、ぐちゃぐちゃすぎて公開できない状態です。
リファクタリングして他人が読めるコードになれば、GitHubかQiitaあたりに載せてみたい…。
補足
- ミルクの量を記録し忘れ(ログを残し忘れ)、ミルクの量が 0 ml で可視化されている点あり
今後
今回の更新で、v0.2くらいに到達しました。
まだできておらず、 今後やりたいことは以下の通りです。
- ログの修正ができるようにログ収集手順を変更
- 保育園対策
- 離乳食のログ取得・可視化に対応(生後4ヶ月以降?)
- ミルクの量をもう少し分かりやすい表現に変更
- 現状(円の大きさでミルクの量を表現)では、量の差が一目では分かりづらい
- 複数の月のデータを1つの画像として出力
- 簡単な統計処理(1日の平均・分散など)
- 一連の描画作業を自動化